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2011年3月 4日 (金)

平成20年6月号

五月の陰陽會の祭典および行事

五月五日   端午祭 執行

お子様の一年間の病気や災厄を祓い、健やかな成長と利発さや美麗が授かるようにご祈願申し上げる祭典です。

六月の陰陽會の祭典及び行事予定

六月三十日   名越の大祓式 執行

水無月(名越)の大祓

 

我国の神道(惟神道・かむながらのみち)は、祓ひに始まり、祓ひに終わります。

一年の始めにあたり、師走の大祓をします。これは正月に家に様々な徳をもたらす歳神様をお迎えする前に身も心も清々しく清い心になって、新しい歳を迎えるという大切な神事です。
そして六月、水無月の大祓は、お盆に帰ってくる先祖をお迎えする前に身を清める為のものです。
祓ひによって清々しくなった様を「何事のおはしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる」と詠んだ和歌があります。

これは、西行法師が詠んだとかまた詠み人知れずとも言われています。

また、、「内外清浄になりぬれば、神の心と我が心と隔てなし」(大神宮参詣記)という心境に達することが神道の極意だとも言われています。神様の前に立って祓ひを受けたら何もかも欲が無くなり、無になって、赤子のようになってしまったというさまを表しています。祓ひによって普段欲にまみれた生活から一旦綺麗な身に戻ることは、大変大切なことです。

「水無月の夏越の祓いする人は千歳の齢延ぶといふなり」という歌にも詠まれている通り半年間の穢れを祓い、神様からのご利益をいただくことで夏の辛い暑さをのりきり、残りの半年間も健康に息災に過ごそうという神事でもあります。

  

大祓祭では大麻(オホヌサ)・綿(ユウ)八針に取り裂きの行事があります。

祓えつ物(はらえつもの)として布を差し出し、切り裂いて祓います。「祓ひ」には身に付いたものを取り払う意味の他に、犯した罪の代償を払うという意味もあります。
ご神前に絹や木綿の布を差し出し、代償を払うことが、古来より行われてきました。古くは、古事記で乱暴を働いたスサノヲ命が、祓えつ物としてたくさんの物と自分の髭と爪を差し出しています。

大祓詞の中に「天つ菅麻(すがそ)を八針に取りさきて」を表現するように布を切り裂きます。

清浄に二義あり、内清浄・外清浄をいふなり

「正直」と「清浄」との二徳が、神道では重要な意義をもつことは先に述べたとおりです。そして、この「清浄」には「内清浄」と「外清浄」とがあると言われています。
内清浄とは、心(精神)の持ち方についての清浄であり、外滑浄とは形(身体)の持ち方についての清浄です。身体に水を浴びて「みそぎ」をしたり、世俗から離れて飲食などをつつしみ、精進潔斎の生活をするのは厳重な清浄を保つための手段です。大きなお祭りを前にして、神職やおまつりに参加する人たちがおこもりをすることがあるのもこのためです。また神社には、手水舎があって、参拝の前には口をすすぎ手を洗って身を清めます。これも潔斎の一つです。しかし、大切なことは、形だけの潔斎ではならないということです。心の潔斎も忘れてはなりません。

大祓は我々が日々の生活の中で知らず知らずの内に犯してしまった諸々の罪をあがない、様々な災厄の因を祓い除くための大切な神事です。陰陽會の大祓は、通常の浄化とは異なり、かなり強烈な祓ひを行います。知らず知らずに犯した罪、穢れなどのネガティブを断ち切ることが可能ですので、是非、お勧めいたします。また、六月から七月は穢れの溜まりやすい季節です。振るってご参加下さい。

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