自祓ひ
自 祓 ひ
自祓ひ(じばらい)とは様々な穢れを受けた時、正式に祓いを行うまでの間、臨時に自らで祓いを行う事です。
例えば、入院前と退院後、産前産後、通夜・葬儀(身内に限らず)の後、
事故を目撃あるいは遭遇した後、天の異変(日食、月食等)、枉事(まがごととは病気、事故、怪奇現象、金縛り、会社の倒産、災害など様々な禍によって自分を含め身内に不幸が起きたり、続いたりすること)が生じた時、その他穢れを受けたと感じた時に正式に穢れを祓うまでの間、臨時に穢れを祓う事で禍を遠ざけると云うものです。
特にお産の後には初宮詣、通夜、葬儀(身内のみ)の後には忌明(いみあけ)の祓いで正式に穢れを祓って下さい。
初宮詣、忌明の祓いで穢れを正式に祓いやった後に日常生活に戻る事が出来ます。
穢れとは普通に生活しているだけで、知らず知らずに蓄積されていきますが、死・疫病・出産・月経・犯罪などによって身体につき、穢れが身体につくと禍をもたらす原因となり、個人だけでなくその人が属する共同体の秩序をも乱します。
現代の日本人には穢れと云う意識が薄くなってきましたが、意識しようと
しまいと古来から穢れが存在することに変わりはありません。
陰陽道による祓いによって穢れを祓い、心身を正常に保ち、明浄正直の誠で日常生活から禍を遠ざけ、明るく生き生きとした人生を送って下さい。
初穂料 一等 1セット・・・3,000円 (切麻 白)
特等 1セット・・・5,000円 (切麻 五色)
【内容】
1.物忌符
2.人形代2体(予備含む)
3.切麻 1回分
4.返信用封筒(切手代はご負担願います)
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自祓ひの作法
1.人形代の取り扱いについて
同封の人形代(ひとがたしろ)に以下の作法をした上で、返信用の封筒に80円切手を貼って返信して下さい。
当会にて陰陽道による清祓祭を執行致します。
(人形代の作法)
【1】人形代に氏名、生年月日を記入します。
大正…T、昭和…S、平成…H と略しても構いません。
【2】人形代で自分の身体を撫でて、息を三度吹きかけ、
罪、穢れをこの人形代に移し、身も心も清らかにします。
2.切麻(きりぬさ)行事
切麻を用いて、左・右・左の順番で自らを祓います。
床に落ちた切麻は粗末にならないように焼納されるか、人形代と一緒にお送り下さい。
3.以下の祓い詞を奏上します。
祓ひ給い
清め給へ
神(かむ)ながら
守り給ひ
幸(さきは)へ給え
4.四拍手します。
5.物忌符(ものいみふ)の取り扱い
身に就けて持ち歩くか、玄関等にご奉斎ください。
※場合によっては正式な清祓いをご依頼下さい。
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