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2012年3月 3日 (土)

忌明の祓い

忌明(いみあけ)の祓いとは葬送が済み、帰幽日以降それぞれの忌服の期間をもって「忌明の日」とし、忌明の祓いをすることです。

元来日本人は「死」を最も重大な「穢れ」としてきました。死の「穢れ」とは汚いとかの意味ではなく、生まれながらにして神様から戴いたみずみずしい「気」(正気(せいき))が「枯()」れた「気枯(きか)れた」ことを指し、生きる力を失ったことを恐れ悲しむ心から「穢れ」ととらえてきました。この「穢れ」に触れることによる、自分の生命力の衰消や連鎖的な家族親族の「気枯れ」を恐れ慎むものであります。

忌明の祓いは家族の死というこの上ない大きな悲しみを乗り越え、死に向き合った(気枯れに触れた)家族が、正常に戻るための区切りで「これ以上不幸が重なりませんように」という祈りと「家内安全」の願いをこめて、不幸のあった家と家族をお祓いするものです。

また、忌服中(忌明の祓いをするまでの間)は極力外出を控え、人と会うこと、結婚式や神社参拝、特に妊婦等のいる家族と会うことを避けなければなりません。

何故なら穢れはその発生源から他の人や場所に伝染するからです。

穢れが身体につくと、個人だけでなくその人が属する共同体の秩序を乱し災いをもたらします。穢れは普通に生活しているだけでも蓄積されていきますが、死・疫病・出産・月経、また犯罪によって身体につき、古来から穢れた状態の人は祭事に携ることや、宮廷においては朝参、狩猟者・炭焼などでは山に入ることなど、共同体への参加が禁じられています。

忌明の祓いをしていないと以上のような次第ですので、新しい年を迎えるに当り、少しでも良い年となるよう、是非、忌明の祓いをなさって下さい。

初穂料・・・3万円(出張祭典)

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