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2012年9月30日 (日)

桔梗だより 平成24年5月号

4月の陰陽會の祭典および行事

4月3日  神武天皇遥拝式

4月29日 昭和祭 斎行

24429_002

5月の陰陽會の祭典及び行事予定

5月5日   端午祭 執行 

暦注を読み解く

【暦注の中段にある十二直】

十二直(ちょく)は旧暦に於いては中段にあり、「直」とはアタルと読めるように吉凶判断としては極めて重要視されていました。もとは月の吉凶を判断したものですが、今では日の吉凶として定着しています。昭和初期までは六曜よりも十二直の方が重要視されており、婚礼などの日取りが決められていました。

建(たつ)・除(のぞく)・満(みつ)・平(たいら)・定(さだん)・執(とる)・破(やぶる)・危(あやう)・成(なる)・納(おさん)・開(ひらく)・閉(とづ)が順繰りに日に配当されたものです。

建(たつ)物事を始めるのに大吉、ただし土木工事は凶。

除(のぞく)天帝が悪を除去する日。掃除、湯浴み、療養は吉。但し婚礼、旅行、水に関する工事は凶。

満(みつ)天帝が宝庫に財を収める日。五穀の収納、蔵建て、移転、旅行、婚礼は吉。ただし土木工事、医療を始めるには凶。

平(たいら)天帝が物を公平に分与する日。万事に吉であるが種蒔き、水に関する工事は除く。

定(さだん)天帝が物事の位置を指定する日。万事に吉、但し訴訟や旅行は凶。

執(とる)天帝が紛争の仲裁、裁決をする日。万事に吉。但し旅行、蔵開きは凶。

破(やぶる)合戦や訴訟、狩猟は吉。但し概ね他は凶。

危(あやぶ)何事も危険が伴う日。開店、開業は厳禁。但し祝い事や祭礼には吉。

成(なる)万物成就の吉日。願掛けが叶う。但し争い事は除く。

納(おさん)天帝が宝物を宝庫に納める日。万事に吉、特に買い入れは大吉。但し出す、又は出ていくことには凶。

開(ひらく)天帝が諸方に道を開く日。物事を始めるには大吉。

閉(とづ)天地が閉塞する日。万事に凶、但し池の埋め立て、墓地の工事は吉。

【安倍晴明公が起源の吉凶日】

暦注の下段には選日以外の吉凶が記載されていました。この吉凶判断は晴明公が記したとされる『三国相伝陰陽輨轄簠簋内伝金烏玉兎集(さんごくそうでんおんようかんかつほきないでんきんうぎょくとしゅう)』が基になっていると言われています。毎日に配された十干十二支の組合わせを陰陽五行の関係から判断し、吉凶を見たものです。

大明日(だいみょうにち)全ての物事にとって吉日となる。特に建築、移転、旅行に良い。

受死日(じゅしび)暦注下段に黒丸で示され、黒日(くろび)とも言い最悪の日とされる。同じ日の他の暦注に何があっても関係なく、葬式以外は万事に忌むべき日であり、この日に病になると死に至るとされる。

復日(ふくにち)この日は吉凶が重なり、吉を行えば吉が重なり、凶事にあえば凶が重なる。但し婚礼は再婚につながり凶とされる。

十死日(じゅうしにち)受死日に次ぐ凶日。この日は葬儀も凶とされる。

血忌日(ちいみにち)何事にも血を見ることは凶とされる日。鍼灸、死刑、狩猟などは凶とされ、奉公人の雇い入れも凶。

三箇の悪日(さんかのあくにち)・・・大禍日(たいかにち)、狼藉日(ろうしゃくにち)、滅門日(めつもんにち)の三日を指す。

貧窮、飢渇(きかつ)、障碍(しょうがい)の三神と貪(どん)・瞋(じん)・痴(ち)の三毒を表わしています。大禍日は最も悪い日で、この日は口を慎み、家の修理や門戸建て、葬儀は凶。狼藉日は万事に凶。乱暴狼藉を働くと全てを失うと言われます。滅門日は万事に凶。これを無視すれば一家一門が滅ぶとされました。この三日は共に仏事や葬儀を行ってはならないとされる日で、これを犯せば後々どんな災いが起きるか分からないと恐れられました。この三日は生まれ年によって違ってきます。

子年の人・・・十一月の酉・午・卯の日

丑年の人・・・十二月の辰・酉・戌の日

寅年の人・・・正月の亥・子・巳の日

卯年の人・・・二月の午・卯・子の日

辰年の人・・・三月の丑・午・未の日

巳年の人・・・四月の申・酉・寅の日

午年の人・・・五月の卯・子・酉の日

未年の人・・・六月の戌・卯・辰の日

申年の人・・・七月の巳・午・亥の日

酉年の人・・・八月の子・酉・午の日

戌年の人・・・九月の未・子・丑の日

亥年の人・・・十月の寅・卯・申の日

天恩日(てんおんにち)天恩があるとされる吉日。

(『旧暦で読み解く日本の習わし』青春出版社 参照)

暦注を無視した現代生活に於いて、知らぬ間に禍を招いている可能性も否定出来ないのではないでしょうか。

(次号に続く)

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