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2012年10月 8日 (月)

Ⅱ.神葬祭本儀  (4)発柩祭(出棺祭・棺前祭)・発柩後祓除の儀

4)発柩(はっきゅう)祭(出棺祭・棺前祭)・発柩後祓除(ふつじょ)の儀

本来は通夜祭・遷霊祭までを喪家(そうか)で行い、葬場祭は斎場で行われます。

斎場に於いて葬場祭を行うに先立って、柩(ひつぎ)が喪家を出発する際に、その事を柩前(きゅうぜん)に告げる為に行われる祭儀であり、「出棺祭」あるいは「棺前祭」とも言われます。

故人にとっては住み馴れた数多くの思い出がある我が家との別離の儀式でもあります。

庭前か門前に燎(かがり)を焚き、柩前には榊を挿し立て、斎主が発柩の祭詞を奏上し、玉串奉奠(ほうてん)の後、霊輿(れいよ)又は霊柩車に移して葬列を整え斎場に向かいます。

出棺に際して、故人の御霊を遷し留めた霊璽は、葬場や火葬場には持参しません。

「通夜祭」を喪家で、「葬場祭」を斎場で執り行う場合は、「発柩祭」は喪家にて、順番としては「通夜祭」と「葬場祭」の間に執行されます。

この場合の「発柩祭」は、斎場へと発柩するための祭儀であり、ご遺族の方々はその儀を終えてから斎場へ向かいます。

近年は通夜祭から発柩までの祭儀は同一の斎場で続けて執行される事が多く、この場合の「発柩祭」は、斎場から火葬場へと発柩する祭儀となります。

もし喪家で葬儀を行った場合は、喪家から発柩の後、葬儀が執行された部屋で「発柩後祓除(ふつじょ)の儀」を行い、家族・親族、建物内を祓い清めます。

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