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2015年7月

2015年7月 4日 (土)

桔梗だより 平成27年7月号(7月1日頒布)

6月の陰陽會の祭典および行事

6月20日 疫病封じ祈願祭執行

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630日 夏越之大祓斎行

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7月の陰陽會の祭典及び行事予定

77日   七夕祭

 

世界で解禁され始めた大麻、日本を蘇らせる大麻

 

 大麻には燃料、食料、衣料、建材等様々な加工品の他に、副作用が殆ど無い優れた医療品として数多くの難病に用いられています。以下はどのような効能や作用があるのかご紹介していきます。

(ウィキペディア・日本国医療大麻合法化活動団体・NPO法人医療大麻を考える会 参照)

 

医療大麻の可能性

 

大麻には大きく分けて二種類の成分があります。一つはTHCで、これはいわゆる大麻の酩酊作用を引き起こす成分です。そしてもう一つはCBDで、このCBDの効能によって大麻が医療目的に使用される大きな所以です。CBDは痙攣、不安神経症、炎症、嘔吐などの緩和と癌細胞の成長の抑制に作用します。さらに近年の研究により統合失調症に効果があることが示されています。

 

CBDは大麻草に含まれるおよそ85種類のカンナビノイド(大麻に含まれる化学物質の総称)の内、その薬理作用が最も高い成分です。そしてCBDにはTHCのような酩酊作用を引き起こす成分が全くありません。

 

このような医療用に使われる大麻の事を医療大麻(医療マリファナ)と呼び、抗がん作用、鎮痛作用、神経保護作用、抗炎症作用、抗菌作用、血糖値を下げる、吐き気を抑える、てんかんの発作を抑える、痙攣を抑える、抗鬱作用、リラックス作用、食欲増進、細胞の増殖を促すなど多くの効能があり、子供からお年寄りまで医師の処方の元使用することができ、約250種類の病気に何らかの効果があるとされています。

 

医療大麻が注目される理由は次の通りです。

 

一、副作用が少なく、第一選択薬として望ましい。

 

一、法的規制の問題を除けば、製造・入手が容易且つ安価である。

 

一、嗜好植物としての大麻には多くの品種があり、薬効成分などのバランスが多様な為、患者の個人差・病状の差に適合した品種を見つける事が出来る。

 

一、既存の治療薬の効果が薄かったり、副作用が強い患者に対して別の選択肢となり得る。

 

一、いまだ有効な治療薬が存在しない疾患、難病に対して効果が認められることがある。

 

 大麻で何らかの治療効果が得られた約250種類の疾患の大半は、1990年以降にアメリカのカリフォルニア州で収集されたものです。カリフォルニア州では1996年に医療大麻が住民条例で合法化され、医師が患者に大麻を推薦出来るようになりました。大麻はアメリカに於いても連邦法や他の州などで禁止されている場合も有り、公的に病院や研究所で人間を対象にした臨床試験を行う事には制限がありますが、カリフォルニア州では実際に治療に使用され、医師や患者の報告を通して事実上の臨床試験が数限りなく行われてきました。効果については患者の自己証言と医師の確認に基いたものに過ぎませんが、適応疾患が多いと言うばかりでなく、幅広い疾患に効果があり、全般に慢性的な疾患に効果があることが分かっています。

 

大麻の特性は、治療上の有害性の報告が殆ど無く、他の既存の治療法と併用出来ることであり、大麻による症状の悪化の報告は殆どありません。

 

また、内因性カンナビノイド(人体が体内で作るマリファナ物質)の欠如或いは機能異常による特有の疾患に効果が見込めると言う事です。つまり、人体には内因性カンナビノイド受容体が全身に分布していますが、ビタミンB1欠乏による脚気がビタミンB1の投与によって劇的に治癒するように、250種類もの疾患の内、カンナビノイド欠乏による疾患ならば、医療大麻の投与によって大きな効果が期待出来る場合もあり得ると云う事です。

 

内因性カンナビノイドについて若干説明します。内因性カンナビノイドは多幸感(酩酊作用)を引き起こす大麻に含まれる化学物質(THC)と似ている物質で、オメガ3とオメガ6と云う不飽和脂肪酸から合成されます。

 

実は大麻の種の油にはオメガ3とオメガ6が80%近く含まれています。これらの油は人間が体内で作ることが出来ず、食品から摂取しなければならない為「必須脂肪酸」と呼ばれています。大麻の種の油にはオメガ3とオメガ6の必須脂肪酸が、動植物全ての油脂の中で最も多く含まれているのです。

 

そして内因性カンナビノイドはオメガ6から合成されます。つまり大麻の油を摂取すれば、内因性カンナビノイドが増える事になり、更に内因性カンナビノイドに加えてオメガ3は体内の炎症反応を抑える作用があるのですから、大麻の油を摂取すれば、体の中から幸福感とストレスに負けない体を作る力があると云う事になります。更に、大麻の種には30%近い蛋白質が含まれ、食べると消化されてアミノ酸に分解され、それが再び人体に必要なたんぱく質に合成されます。

 

大麻の種の油は細胞膜にとって欠かせない材料であるもあることを考えれば、人間にとって大麻の種を食し、花穂をマリファナ(カンナビノイド)として吸引すると云う事は、多幸感や病気予防と云う人間が幸せで健康に生きて行く為の人生そのものに大きく関わっている事が理解出来ます。

 

更に、大麻に含まれている必須脂肪酸のオメガ3とオメガ6のバランスが理想的であるという点です。オメガ3は血液をサラサラにしたり炎症を抑える作用があり、オメガ6は血液の凝固を進める作用がありますが、どちらかが多過ぎても悪く、そのバランスが重要であると言われています。その比率は一対五が理想的とされていますが、大麻の油は全ての油脂の中でその比率に最も近いと言うのも不思議としか言いようがありません。亜麻仁油にはオメガ3が50%以上含まれていますが、理論的には多過ぎる事で接種し過ぎると血液が止まりにくくなります。

 

人体には大麻の有効成分が作用するカンナビノイド受容体が、脳や神経や臓器に幅広く分布しており、その幅広さは他の受容体とは比較できないほどです。それだけ多くの病気に効果があるということになるわけです。

 

現在の世界各国の大麻、及び医療大麻事情

 

現在、アメリカ合衆国23州(20147月時点)・カナダ・イスラエル・ベルギー・オーストリア・オランダ・イギリス・スペイン・フィンランドなどで使われています。大抵の場合、大麻の使用には処方箋が必要になり、地域法によって販売(配給)の方法が異なるのが特徴です。

 

  またカリフォルニア州は全米で医療大麻が初めて合法化された州ですが、カリフォルニア州ではマクドナルドが約1000店舗、スターバックスが約2000店舗、そして医療大麻が処方されるディスペンサリーストアは約2500店舗あります。

 

 然しながら連邦法である規制物質法の下では、大麻は厳しく管理されており、医療使用も認められていません。ですからアメリカでは大麻については州法と連邦法が対立し、矛盾が生まれている状態ですが州法が優先されています。

 

 医療大麻だけでなく、嗜好用大麻の使用や個人の栽培が許されている国々もあります。例えばオランダでは、1976年からコーヒーショップで処方箋や許可に関係なく大麻を購入出来るようになっています。またアメリカではチョコレートやクッキーなどの食品に大麻を混ぜたり、マリファナコーヒーなども販売されています。

 

 然しながら日本に於いては「大麻取締法」により「痲薬」として扱われ、所持、栽培、譲渡、密輸、研究のどれについても七年以下の懲役刑です。また、海外からの発芽不可処理がされていない種子を輸入すると税関法で違法となります。ですから日本で普通に食卓にある七味唐辛子などに入っている麻の実は発芽しないように加熱処理されています。

 

 古来から世界中で食用や産業用として使われてきた大麻ですが、現在「痲薬」として位置付けられ、その使用が著しく制限されています。然しながらこの背景には、欧米の医薬品メーカーをはじめ化学繊維を世界に販路拡大する為、安価で安全、且つ人体に必要不可欠な大麻を駆逐する必要がありました。そこで海外で多く産出されていた酩酊成分が多く含まれる大麻を「痲薬」扱いし、何十年にもわたって医学博士と結託し、その危険性を誇大に宣伝してきたことで、世界の人々はすっかり「大麻=痲薬」であると認識し、今日に至っています。日本で栽培されてきた大麻は殆ど酩酊成分であるTHCを含まない、逆に医療大麻としてその成分が大いに期待されるCBDを多く含む種類です。

 

 第一回目でご紹介したように、大麻は日本に於いては陰陽道や神道で目には見えない「穢れ」を祓う為に必要不可欠な神聖な植物です。様々な穢れから生じた禍によって、人間が病気や怪我、何らかの悪しき状況に陥っている時、本来胸のあたりに鎮まっている人間の魂は、穢れた肉体に鎮まる事が出来ず、出たり入ったりしています。また、そこまで肉体に悪しき変化が出なくとも、日常生活では様々な穢れを受けており、常に大麻で祓い清める事で、魂は安定的に鎮まることが出来る訳です。

 

 肉体に悪影響を及ぼす目に見えない穢れを祓う事で魂を鎮め、更に直接人体に摂取する事で幸福感を増幅し、ストレスに強い肉体にしていく大麻は、人間にとってなくてはならない存在である事が伺えます。

 

 今後、日本に於いて大麻が解禁されていく事で、未来が大きく変わっていく事を予感させるものであり、大麻の研究が一層進む事を願ってやみません。                (終り)

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