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2016年5月

2016年5月 9日 (月)

桔梗だより 平成28年5月号(5月1日頒布)

4月の陰陽會の祭典および行事

43日  神武天皇遥拝式

429日  昭和祭斎行

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5月の陰陽會の祭典及び行事予定

55日   端午祭 執行

510日   結婚感謝祭

熊本地震発災

 四月十四日午後九時二十六分、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード六・五の地震が発災し、最大震度七が観測され、更に十六日午前一時二十五分頃には、同じく熊本地方を震源とするマグニチュード七・三の地震が発災し、この地震でも最大震度七が観測され、更にその後の余震は中々収まる気配を見せておりません。

 熊本地方に甚大な被害をもたらした熊本地震で、犠牲になられた方々のお悔やみを申し上げると共に、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げる次第です。

 ところで、熊本地震は阪神淡路大震災並みの地震の規模、中越地震並の余震の多さ、被害の大きさや被災者の多さなど、かなり大きな地震であることは明らかですが、気象庁は今回の地震を「熊本地震」と言う当初の命名を「大震災」等には名称変更しないとしました。

 「激甚災害指定」されると、被災者への支援は自治体レベルではなく、国レベルに移ることから、熊本県知事は最初の地震の翌朝、四月十五日朝には、既に早期の激甚災害指定を求めていましたが、当初政府はこれに応じませんでした。

 この気象庁の名称についての対応は、安倍首相がこの度の熊本地震を中々激甚災害に指定せず、尚且つ余震が頻発する中、来年四月からの消費税増税は「大震災級の事態にならない限り予定どおり 引き上げる」等の発言と連動しているかのように聞こえ、増税ありきで大震災、激甚災害には指定しないとでも言わんばかりに聞こえました。

 然しながら二十三日、被災状況を視察する為熊本県入りした安倍首相は、激甚災害の指定を月曜日(二十五日)に閣議決定すると述べて、地震発生から十日以上経ってやっと激甚災害に指定するに至りました。

 阪神淡路大震災のような大火災や、東日本大震災のような大津波による被害はありませんでしたが、マンションなどの鉄筋コンクリートの建物の甚大な損壊や橋の崩落、新幹線の脱線、地割れなど、明らかに只の地震と云うレベルを遥かに超えています。国がテコ入れして、早期の復旧、復興が為されるべきであるのは明らかでしょう。

 今年は丙申の閏年の為、気候変動や天変地異などが起こり易い事、今年一月には、列島に大地震が起きる可能性を危惧し、諏訪の神々にお鎮まり頂く為に諏訪大社に参拝しました。

 春宮で行われた筒粥神事で世の中を占った際に出た結果は、東日本大震災の時とあまり変わらない事を懸念しておりましたが、懸念は的中し、同様の大地震が発災してしまいました。

 桔梗だより一月号で、日本列島を横断する中央構造線と云う活断層について述べましたが、今回の熊本地震はこの中央構造線の一部である布田川断層と日奈久断層が動いたのではないかと言われています。

 今回の熊本地震によって中央構造線の一部が動いたと思われる事から、三十年以内に地震が発生する確率を評価した「地震調査研究推進本部」の資料に基づいて、次に最も注意しなければならない地域は「安曇野~諏訪湖周辺地域」だとしています。(デイリー新潮 四月二十日配信)つまり、糸魚川―静岡構造線断層帯(フォッサマグナ)です。

 そして中央構造線とフォッサマグナがクロスしている場所に諏訪大社があり、この二つの構造線の鎹(かすがい)として、諏訪大社はこの場所を鎮める為に祀られたと考えられると桔梗だより一月号、二月号で書きました。

 奇しくも現在諏訪大社では、御柱祭の最中でありますが、この度の祭儀で、地殻変動が最小限で済むよう、諏訪の神々を鄭重に鎮め祀って頂きたいと考える次第です。

 ところで東日本大震災と今回の熊本地震が起きた位置を見て見ると、京都を中心にして見た場合、日本列島の表鬼門(東北)と裏鬼門(南西)で起きた事が分かります。

 陰陽道の観点からこの事象を鑑みると、東日本大震災が起きた表鬼門が、未だに鎮められていない事によって、その反対側の九州地方である裏鬼門が動き出したと考えられます。

 鬼門を鎮める事が出来るのは陰陽道の方術以外にはありません。何とかして、表・裏の両鬼門を鎮めなければ、日本列島は穏やかではいられないのではないかと考えます。

 今回の熊本地震では肥後国一宮である阿蘇神社が拝殿、楼門などが崩れ落ちるなど大きな被害を受けました。肥後国を鎮めていた阿蘇神社が壊滅的な被害を受けると言うのは尋常ではありません。今後、熊本地方の復興の要は阿蘇神社の再建如何にかかっています。御社が崩壊した状態では神々も鎮まってはいられない訳ですから、大地も鎮まらないでしょうし、復興もままならないことでしょう。

 一日も早く神社の再建を為し、御祭神に鎮まって頂く事で、自ずと大地は鎮まり、熊本の復旧、復興も順調に進んでいく事だと考えます。

 ところで、観測史上震度七となったのは、阪神淡路大震災・中越地震・東日本大震災そして今回の熊本地震の四つです。

 過去の三つの地震と今回の熊本地震を「治世」という観点から見てみます。

阪神淡路大震災の時の首相は社会党の村山富市氏、中越地震の時は自民党の小泉純一郎氏、東日本大震災の時は民主党の菅直人氏、そして今回は安倍首相です。

 村山首相は大東亜戦争を侵略戦争と位置付け、日本が植民地支配をして近隣アジア諸国に迷惑をかけたとする「村山談話」を出しました。小泉首相も村山談話を踏襲し「小泉談話」を発表、菅首相も同様に村山談話を踏襲して「菅談話」を出しました。

 そして将に安倍首相もまた昨年八月、村山談話を踏襲する形で「安倍談話」を出しています。

 村山首相が我が国を貶める為、嘘と捏造によって創り出した「村山談話」を出して以来、「村山談話」を踏襲して上塗りする総理大臣談話を出す総理が出現すると、日本の活断層は大地を揺り動かし、国民に覚醒を促しているかのように見受けられます。

 何故「村山談話」を踏襲する首相の時に、大地震が起きるのか。

それは、昭和天皇の「終戦の詔書」に悖るからであり、それは即ち我が国の肇国の大義である「天壌無窮の御神勅」に悖るからであります。

「終戦の詔書」(抜粋)

 

曩(さき)ニ米英二国ニ宣戦セル所以(ゆえん)モ亦(また)実ニ帝国ノ自存ト東亜ノ安定トヲ庶幾スルニ出テ他国ノ主権ヲ排シ領土ヲ侵スカ如(ごと)キハ固(もと)ヨリ朕カ志ニアラス

先に、米英二カ国に宣戦を布告した理由も、帝国の自存と東亜が安定することを願ってのことであり、他国の主権を排除し、領土を侵すようなことは、もちろん私の意思ではなかった。(口語訳)

 終戦の詔書に於いて、先帝陛下は大東亜戦争は自存自衛の已む無き戦いであり、侵略の野心など微塵も無かったことを明言されているにも拘らず、村山談話では「わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。」と述べ、終戦の詔書、つまり先帝陛下の大御心に反しています。

 そして「天壌無窮の御神勅」に於いては、日本の國體は天照大神の御子孫であられる現御神(あまつみかみ・天皇)によって統治されるべき国であり、天皇と国民が共にある日本は永遠に栄え行くと示されていますが、昭和天皇の大御心と村山談話は相容れない真反対の事を示している訳ですから、それは即ち、我が国の肇国の大義に悖ると云う事になります。

 「村山談話」を踏襲し続ける限り、現御神と国民を分断し、更に侵略の汚名を着せられた大東亜戦争で散華された英霊をはじめ、戦争の惨禍で犠牲になられた幾万の人々の怒りが、禍の神の荒びとなって、天地を揺るがす天譴をもたらすことになるのです。

 國體の本義には、天皇が統治される日本が永遠に栄える為には、「臣民各々が、皇祖皇宗の御遺訓を紹述し給ふ天皇に奉仕し、大和心を奉戴し、よくその道を行ずるところに実現せられる。」とあります。

 日本人は古来より、自然災害を単なる突発的・偶発的な事象としてではなく、何らかの天地に悖る行為があることで引き起こされる「天譴」だと捉え、それまでの在り方を考え直すきっかけとして、間違いがあれば軌道修正をしてきました。

 御神勅に悖る「村山談話」は一刻も早く破棄しなければなりません。

 そして我が国が繁栄する道は、肇国の大義である「天壌無窮の御神勅」を戴し、君臣一体の国柄を取り戻す事以外に無いことを自覚するべきでありましょう。

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