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陰陽歳時暦

2015年3月 1日 (日)

春季・秋季の祖霊祭

祖霊の祀り

 

家族の誰かが身罷(みまか)った場合には、その人の御霊はその一家の祖霊と合祀され、やがては守護神となって子孫や一家を守護してくれると云う我が国古来からの祖霊祭祀があります。

 

子孫は先祖に対して日々のお祀りはもとより、個々の先祖の正辰祭並びに年祭(年忌)を鄭重に奉仕し、益々鎮まりますようお祀り致しましょう。

 

春季・秋季祖霊祭

 

春秋の祖霊祭は祖先をお祀りする日であり、皇室では皇霊祭が執り行われます。春秋の祖霊祭に於いて先祖代々の御霊に対して子孫が追慕追悼(ついぼついとう)の誠を捧げると共に、祖先の加護をお祈り申し上げます。

 

 

【遠隔にて執り行う場合】

 

一柱(〇〇命霊)・・・祭祀料3千円

 

祖霊(〇〇家祖霊)・・・祭祀料5千円

 

 

【出張祭典で執り行う場合】

 

一柱(〇〇命霊)・・・祭祀料3万円

 

祖霊(〇〇家祖霊)・・・祭祀料5万円

御霊のお名前(霊号)、家名を記した幣帛をお頒かち申し上げます。祖霊舎或いは仏壇にご奉斎下さい。

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※出張祭典の際、遠距離の場合別途燃油代を頂く場合がございます。

 

御神饌をご用意頂きます。詳細はお問い合わせ下さい。

 

ご依頼の際は2週間以上前にご予約下さい。

 

※春季祖霊祭のお申込みは3月末まで。秋季祖霊祭のお申込みは9月末まで。

 

 

正辰祭・各年祭…春秋祖霊祭同様に遠隔・出張祭典どちらでも執り行いますのでご依頼下さい。

 

正辰(せいしん)祭…故人の帰幽の祥月(しょうつき)命日にその故人を追慕して執り行うお祀り。

 

年祭(式年祭・年忌)…一年祭・三年祭・五年祭・十年祭・二十年祭・三十年祭・四十年祭・五十年祭・百年祭と順次斎行し、百年祭以降は百年毎に行われるお祀り。

 

 

2012年1月 4日 (水)

元始祭

元始祭(げんしさい)とは宮中祭祀の一つで、1月3日、宮中三殿で年頭にあたり皇室と国民国家の繁栄を祈る祭儀です。

天皇陛下、御自らが御奉仕される親祭(しんさい)でもあります。

元始祭は、明治3年に開始され、以後、全国の神社で斎行するべきものと定められて、
祝祭日にもなっていましたが、戦後は宮中のみの祭儀となりました。

この日全国の多くの神社でも元始祭 が執り行われますが、こちらは 天皇陛下の皇位をお祝いし寿ぐ祭典です。

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2011年11月10日 (木)

七五三

七五三詣  

七五三詣は1115日前後に五歳の男児や三歳・七歳の女児がお宮参りし、

健やかな成長を祈る神事です。

古くは三歳の「髪置(かみおき)」(それまで剃っていた髪を伸ばし始める)、五歳の「袴着(はかまぎ)」(初めて袴を着ける)、七歳の「帯解(おびとき)」(小袖に縫付けられていた紐を取り、初めて帯を締める)という習俗がありましたが、これらは貴族や武家というごく限られた階層の間で行われていたものでした。

やがて時代が下ると共にこれが各層に広まり、江戸時代末には1115日前後に七五三詣として神社に参詣する風習が定着しました。

陰暦の1115日は十五夜で、霜月祭と云う最も大切な収穫感謝祭の望月(満月)に当たります。この日に神様から授かった幼い生命を神様にご覧に入れるのは大層意義深い事と言えます。

陰陽會では七五三詣でお子様の今までの成長を感謝し、益々の健やかなご成長とご多幸をご祈願いたします。

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授与品・・・御神札・御守・七五三御神矢・千歳飴

初穂料・・・1名 1万円

※お申込みはご参拝希望日の2週間前までにお願い致します。

2011年3月 2日 (水)

月次祭

陰陽會の月次祭(つきなみさい)は毎月1日と15日の2回斎行致します。

大神様に世界平和、国家安泰、皇室の弥栄、崇敬者の健康と安全等を祈願する祭典です。

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2010年11月22日 (月)

日本景気復興祈願祭

11月23日

日本景気復興祈願祭を執行します。

1123日は新嘗祭として国民の祝日となっていましたが、現代に於いては、勤労をたっとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日、「勤労感謝の日」として定着した祝日です。

新嘗祭は天皇陛下が五穀の新穀を天神地祇に勧め、また自らもこれを食して、その年の収穫を感謝する祭儀です。現代でも毎年、宮中三殿の近くにある神嘉殿にて執り行われています。

新嘗祭は新穀を供えて神様に豊穣を感謝する、神道において最も大切な神事です。

当会はもちろん、全国の神社で、厳粛に斎行されています。

そこで当会では1123日『勤労感謝の日』に新嘗祭で五穀豊穣を祈願し、併せて低迷する経済を活性化させるため、日本景気復興祈願祭を執り行います。

不安定な社会情勢にあっても、安心して生活できる社会状態となるように、皆様と国内の経済活動を活性化させ、景気復興を願う祭典を執行致します。

初穂料・・・10,000

授与品・・・御神札をお頒かち致します。

2010年11月14日 (日)

陰陽歳時暦

民間に伝承している五節句、人生儀礼、季節の行事のほとんどは陰陽道に由来しています。

五節句は正しくは節供(せちく)といい、季節の変わり目や節目に厄を祓い、無病息災を祈るために、神々に季節の食物を供えたことに由来している神事であり、五節句という呼び名のとおり、正月7日の人日(じんじつ)の節句、3月3日の上巳(じょうし)の節句、5月5日の端午の節句、7月7日の七夕(しちせき)の節句、9月9日の重陽(ちょうよう)の節句の5つの節句を意味しています。奇数は陰陽道では陽の数字で、本来ならば奇数の重なるこれらの日は縁起の良い日でしたが、奇数と奇数を合わせると偶数が生まれます。偶数は陰の数字であるため、その邪気を祓うために行っていた行事が五節句の始まりです。

上巳の節句

上巳の節句は現在では、女の子の誕生と成長を祝う「雛祭り」として一般に知られていますが、本来は年齢も性別も関係なく、草や藁〔わら〕で作った人形の体に人間の穢れを移し、健康を祈って災厄を祓うことを目的とした農村儀礼が行われていました。 現在でも、穢れを紙の人形に移して、それを川に流す「流し雛」の風習が残っています。

端午の節句

端午の節句は、菖蒲の花が咲く季節なので「菖蒲の節句」とも言われ、蓬や菖蒲の花の持つ強い香気で厄を祓うとして軒につるし、また菖蒲湯に入ることで無病息災を願いました。 また、「菖蒲」を「尚武」とかけて、男の子の誕生と成長を祝う「尚武の節句」としても知られています。

重陽の節句

重陽の節句は陽の数字である9が二つ重なる事から、陰陽道では最も良い日とされています。また菊の花の咲く季節と重なる事から「菊の節句」とも言われています。菊には長寿の力があると信じられ、8日の夜に菊に綿をかぶせ、9日に露で湿ったその綿で体を拭いたり、菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた菊のお酒、または茱萸(呉茱萸)のお酒を飲み邪気を祓い長寿を願いました。

また人生儀礼としては帯祝い(安産祈願)、出産祝い、お七夜(命名式)、初宮参り、お食い初め、初節句(雛祭り・端午の節句)、七五三(三歳:髪置きの祝い、五歳:袴着の祝い、七歳:帯解きの祝い)、髪上祝い(十三参り)、元服(成人式)、厄年(厄祓い)、賛賀(還暦・古稀・喜寿・傘寿・半寿・米寿・卒寿・白寿・上寿・茶寿・皇寿)などがあります。

季節の行事としては、正月の屠蘇、どんど焼き、追儺(節分)、名越の大祓(茅の輪行事)、八朔(中元の元)、亥の子餅、師走の大祓などです。

以上の伝統行事はすべて陰陽道に基づく穢れを祓う神事であり、これらは日本の伝統文化の中に深く浸透しています。

陰陽會では日本に伝わる伝統的行事に加え、一年を通して様々な祭儀を執り行っています。

月次祭・・・毎月1日・15日 毎月恒例のお祭りです。

元旦・・・歳旦祭 毎年最初のお祭りで、その年の安寧をお祈りします。

1月3日・・・元始祭

1月7日・・・昭和天皇陵遥拝式 昭和天皇の御聖徳を称え武蔵野陵を遥拝します。

1月10日・・・恵比寿講 各家で恵比寿と大黒の神さまをお祀りする行事です。1月10日と10月20日と年に2回行います。

1月第二月曜日・・・成人の日 成人奉告祭を執り行います。

2月3日・・・追儺式(節分祭) 季節の変わり目であるこの日に御神前に福豆をお供えし、追儺式を執り行います。

2月11日・・・紀元祭 神武天皇が橿原の地で即位された建国の当時に思いを致し、国家安寧と国民繁栄を祈念します。

2月17日・・・祈年祭 春の農耕や各種産業の作業にあたり、豊作・豊漁・繁栄を天神地祇の神々に祈念する大切な祭典です。

3月3日・・・桃花神事 ご神前に草餅や桃花、こぶしの花を供え、疫病の禍を祓い、国家安寧を祈念します。

3月春分の日・・・春季皇霊祭遥拝式 春季祖霊祭 

4月3日・・・神武天皇陵遥拝式

4月29日・・・昭和祭 昭和天皇の御聖徳を偲び、国家の安寧を祈念します。

5月5日・・・端午祭 お子様の1年間の病気や災厄を祓い、健やかな成長と利発さや美麗が授かるように、また親子の絆が一層強まるようご祈願申し上げます。

5月10日・・・結婚感謝祭 ご夫婦が仲睦まじく、一層ご家族の絆が深まり、健康で家庭円満にお過ごし頂けますように祈願申し上げます。

旧暦5月5日・・・疫病封じ祈願祭 5月5日は毒月の悪日と言われ「九毒」の最たる日とみなされたことから、疫病による禍を避ける祈願祭を執り行います。

6月30日・・・名越大祓 一年の前半歳の罪穢れを祓い清めます。

7月7日・・・七夕祭 

7月30日・・・明治天皇伏見桃山陵遥拝式 

8月1日・・・八朔 会員の皆様に「陰陽大神中元八朔乃符」をお頒かち申し上げます。

8月15日・・・戦没慰霊と世界平和祈願祭 御神前にて終戦の大詔を奏上申し上げ、戦没者の慰霊と世界の平和を祈願します。

9月9日・・・重陽祭 9月9日は九という陽の数字が重なることから重陽と言います。ご神前に菊花を供え、無病息災を祈願します。

9月敬老の日・・・敬老祭 神様への感謝並びにご長寿のお祝いと、健康で楽しくお過ごし頂けますようにご祈願申し上げます。

9月・・・十五夜 秋の恵みに感謝します。

9月秋分の日・・・例祭 晴明桔梗まつり 安倍晴明公のご命日(9月26日〉を記念して秋分の日に斎行致します。

秋分・・・秋季皇霊祭遥拝式 秋季祖霊祭

10月17日・・・神宮神嘗祭当日祭遥拝式 伊勢の神宮で行われる神嘗祭の斎行を寿ぎ、ご祭神に奉告します。

10月・・・十三夜 秋の恵みに感謝するお祭りです。

10月10日・・・産巣日祈願祭 男女の御縁だけでなく、様々な良縁を結ぶよう祈願致します。

10月20日・・・恵比寿講 恵比寿と大黒の二柱の神様をお祀りします。

10月20日・・・皇后陛下御誕辰祭 皇后陛下の御誕生をお祝い申し上げ、更なる皇室の弥栄をお祈りします。

11月3日・・・明治祭 明治天皇のご聖徳を偲び、国家の安寧を祈念します。

11月15日・・・七五三 子供の健やかな成長を祈願いたします。

11月23日・・・新嘗祭 新穀並びに五穀豊穣を感謝申し上げます。

11月23日・・・日本景気復興祈願祭大願成就祈願祭

12月23日・・・天皇陛下御誕辰祭・天長祭 天皇陛下のお誕生をお祝い申し上げ、更なる皇室の弥栄をお祈り申し上げます。

12月24日・・・大正天皇多摩陵遥拝式

12月31日・・・師走大祓式 後半歳の罪穢れを祓い、新年を清々しく迎える為に執り行います。

12月31日・・・除夜祭 1年間の感謝と新年の弥栄を祈念します。

歳旦祭

歳旦祭  元旦

吉例により元旦の初祈祷で、貴家の御安泰並びに御隆昌をご祈念申し上げた、元旦祈祷の御神札をお頒かち致します。

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追儺式

追儺式(節分祭)  2月3日

追儺とは、天皇の私的な穢れ祓いの儀礼で毎年大晦日に宮城内で行われました。
今日2月に行われる節分はこの追儺を原型としたものです。

追儺儀礼では、金面に四眼の仮面をつけた方相師(ほうそうし)が、矛や楯を持ち、宮城内にいる鬼魔を祓う所作をしながら巡回します。
後世この異形の方相師が自ら穢れをまとい、祓われる側の鬼に変じました。

こうした鬼神祭ではまず、陰陽師による卜占(ぼくせん)が行われました。
どの場所がどのような種類の鬼神によって穢れているのか、それをどう祓うのか、そうした一連の判断を行い、必要に応じて適切な呪祭を執行したのでした。

当会では、陰陽道の故事に習い、追儺式を執り行うと共に、追儺符および御祈祷済み鬼打豆をお頒かち申し上げます。

是非、会員の皆様も2月3日に各家々にて追儺式を執り行い、邪気を祓い、福を呼び込んでください。
追儺符は1年間、恵方または玄関の内側に御奉斎下さい。

初穂料・・・千円

紀元祭

紀元祭  2月11日

二千六百余年前に橿原の地で神武天皇がご即位なさった日を、我が国の建国をお祝いする日に定め、「紀元節」と名付けました。
紀元祭とは、この紀元節の日に建国の当時に思いを致し、国家安寧と国民繁栄を祈念する祭典です。

神武天皇即位建都の大詔

三月(やよひ)の辛酉(かのととり)の朔丁卯ついたちひのとうのひ)に、令(のりごと)を下(くだ)して曰(のたま)はく、「我東(われひむがしのかた)を征(う)ちしより、茲(ここ)に六年(むとせ)になりにたり。頼(かうぶ)るに皇天(あまつかみ)の威(いさほひ)を以(も)てして、凶徒(あた)就戮(ころ)されぬ。辺(ほとり)の土(くに)未(いま)だ清(しづま)らず、余(のこり)の妖(わざはひ)尚(なほ)梗(あ)れたりと雖(いへど)も、中洲之地(うちつくに)、復(また)風塵(さわぎ)無(な)し。誠(まこと)に皇都(みやこ)を恢(ひら)き廓(ひろ)めて、大壯(おほとの)を規(はか)りつくるべし。而(しか)るを今運(いまよ)屯豪(わかくくらき)に属(あ)ひて、民(おほみたから)の心(こころ)朴素(すなほ)なり。巣(す)に棲(す)み穴(あな)に住(す)みて、習俗(しわざ)惟(これ)常(つね)となりたり。夫(そ)れ大人制(ひじりののり)を立てて、義(ことわり)必ず時に随(したが)ふ。苟(いやし)くも民に利(かが)有(あ)らば、何ぞ聖(ひじり)の造(わざ)に妨(たが)はむ。且当(まさ)に山林(やまはやし)を披(ひら)き払(はら)ひ、宮室(おほみや)を経営(をさめつく)りて、恭(つつし)みて宝位(たかみくら)に臨(のぞ)みて、元元(おほみたから)を鎮(しづ)むべし。上(かみ)は乾霊(あまつかみ)の国を授けたまひし、徳(みうつくしび)に答へ、下(しも)は皇孫(すめみま)の正(ただしきみち)を養ひたまひし心(みこころ)を弘(ひろ)めむ。然(しかう)して後に、六合(くにのうち)を兼ねて都を開き、八紘(あめのした)を掩(おほ)ひて宇(いへ)に為(せ)むこと、亦(また)可(よ)からずや。観(み)れば、夫(か)の畝傍山(うねびやま)の東南(たつみのすみ)の橿原(かしはら)の地(ところ)は、蓋(けだ)し国の墺区(もなかのくしら)か。治(みやこつく)るべし」とのたまふ。

日本書紀巻三 神武天皇 即位前紀己未年  

祈年祭

祈年祭  2月17日

「祈年祭」(きねんさい・としごいのまつり)の「とし」は穀物収穫の周期を意味する言葉で、
五穀を代表とする米を指します。
春の農耕や各種産業の作業にあたり、豊作・豊漁・繁栄を天神地祇の神々に祈念する大切な祭典です。

Kinensai

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